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ノロウイルスの消毒液

下痢、嘔吐の症状を訴えて受診される方が増えています

冬はノロウイルス感染が多いといわれています。
ノロウイルスは非常に小さく、どこに付着しているかわかりません。そのため、知らず知らずのうちにノロウイルスに触れて感染してしまうことがあります。ノロウイルスはアルコールが効かないため、コロナウイルスのイメージで「消毒」=「アルコール」と思ってアルコールを擦り込んでも効きません。

次亜塩素酸(ハイター)が有効
市販のハイターは大体5%程度の次亜塩素酸が含まれています。
 ハイターと500mLのペットボトルをご用意ください。 

吐物や便などが付着しているものを消毒するとき
ペットボトルの蓋2杯を入れて、水を加えて500mLにすると、1000ppmの濃度の次亜塩素酸液が出来上がります。
吐物や便などを拭きとってから、ペーパータオルに消毒液をを浸して拭いてください。 
※吐物、便などが残っている状態で次亜塩素酸液をかけても効果が落ちてしまいます。別に処理してから仕上げに次亜塩素酸で拭いてください。

感染者の触っていそうなところを消毒するとき
この液をさらに5倍に薄めて200ppmにして使ってください。


かなり強いアルカリ性なので手荒れにご注意ください
100円均一のプラスチックグローブなどを使用してください。
手の消毒には使わないでください。手にウイルスが付着しているかもしれないときは石鹸で洗ってください。
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