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生活習慣病療養計画書

6月からの診療報酬改定に伴って、高血圧、糖尿病、高脂血症で通院中の患者さんには生活習慣病療養計画書を新たに発行しなければならなくなりました。

初回は医師が説明してサインをもらうように言われており、私も必死になって作成しています。
最初は、「なんてめんどくさいことを厚生労働省はやらせるんだ!」と不満だらけだったのですが、よくよく考えてみれば治療の中でどこかでは一度は指導をしていたことでもほとんどが口で説明していて、書面に起こしてかたちに残すことはしていなかったように思います。それぞれの先生によって得意とする指導は異なっており、おそらく私の指導も偏っていたと思います。その点で、今回書面を作るにおいて全体を網羅するようにしたため、今まで指導がおろそかになっていたところが自分自身わかるようになりました。私たちも日々成長です。

今は、「私の診療の偏りに気づかせてくれて厚生労働省、ありがとうございます」と思って診療しています。

ただ、それだけ一人ひとりの診察に時間がかかっているのも事実で、待ち時間が長くなってしまっているのも否めません。皆様にはご迷惑をおかけしますが、雑な診療はしたくないので、ご協力をよろしくお願いいたします。

院長
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