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withコロナ時代のワクチン接種
- 感染症外来の問い合わせもだいぶん減ってきて、やっと当クリニックでも落ち着きのある外来診療ができるようになってきました。
全国旅行支援も開始され、海外渡航の制限も大幅に解除され、いよいよwithコロナの時代に入ってきた感じがします。
この2年半、きわめて厳しい感染対策を行って、感染者数も海外に比べると少なく済ませることができたのは、日本人の生真面目さそのものだと思います。しかし裏を返せば、いまだに感染したことがある人は海外に比べて圧倒的に少なく、海外がみんなコロナ感染を経験しているのに、相変わらず日本人は未経験者が多いことになります。
これから海外との交流が活発になってマスクなしの生活がもどると、今までの遅れを取り戻すかのように感染が大爆発する可能性があります。感染が大爆発すれば死者も多数出ることは必至なので、その前に重症化するリスクがありそうな人はワクチンを打って、重症化しないようにしていくしかありません。
今までは、「みんなのために」ワクチンを打ってコロナにかからないようにするのが目的でしたが、withコロナの時代、コロナにかかるのは仕方がないから、「自分が」重症化しないためにワクチンを打っていくことが必要なのではないでしょうか。
私たちはそのようにワクチンに対する考え方を変えながら、接種を続けています。 - 一覧に戻る
