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診療報酬改定

日本の保険制度において、2年に1回大きな見直しが行われています。
今年はその改定の年にあたり、6月から同じ医療行為を行っていても医療費が変わってきます。
新たな制度によって加算がついて高くなることもあれば、見直しによって安くなることもあるため、一概に高くなりますとも安くなりますとも言えませんが、おそらく厚生労働省としては「漫然と治療をしないでほしい」というのが透けて見えてきます。

たとえば、「充実管理加算」というのを見てみると、高脂血症の患者さんであれば
半年に1回は採血をしている人の割合がどれだけいるかで加算点数が変わってきます。

つまり、クリニックとしては(なかなか採血を嫌がる患者さんもいるなか)コンスタントに半年に1回ずつ高脂血症の患者さんに採血をしましょうと言わなければならないし、その結果それぞれの患者さんの数値がどうなったか数十項目にわたって報告しなければならない(それも個人が特定できないように匿名化したデータを作成して報告)といっためんどくさい手間が発生します。

めんどくさいからやらないという選択肢もありますが、いままでデータ化されてこなかった「ただ治療をしている人」がどのようになっていくのか、どこまで介入すると生活習慣病関連死が防げるのか、国として本気で取り組んでいきたいといった意図が見えるような気がしており、「患者さん個人のため」はもちろん「地域として国として」健康でいていただくために私も医師(=科学者)として必要なデータ提出の努力は惜しまないようにしていきたいと思い、できる限りやっていこうと考えています。

きめ細かい診療をするために皆様にご協力をいただくことも多々あると思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

院長
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